パーパスインタビュー

「人を想う技術で、ともに、明日をつくり続ける。」

同じ価値観・同じ方向を向いて仕事をしていることを再確認できた。

社員一人一人が真摯に仕事に取り組んでいることを実感。

SYSKENのパーパスができるまで 〜社員が考え、策定した未来への指針〜

2025年7月1日、SYSKENはパーパスを策定いたしました。プロジェクトメンバーとしてパーパス策定に取り組んだ社員2名に、その道のりを振り返りつつ、パーパスに込めた想いなどを語ってもらいました。

工藤 直

40代
キャリア通信事業本部 モバイルビジネス部
第一モバイル部門 担当課長

docomo通信網の設計・施工・保守を担当する部署に所属。設計の総括担当課長を務める。

沢見 真也

30代
キャリア通信事業本部 企画部

携帯電話のキャリア系とNTT工事系の両方の事業を統括し、検討・分析する部署に所属。

プロジェクトメンバーは次代を担う世代

工藤

パーパス策定のプロジェクトメンバーとして私たちが活動を始めたのは2025年1月からでしたね。

沢見

6カ月にわたり活動しました。

工藤

私は「パーパス」という言葉自体を知らなかったので、まずネットで「パーパス」を調べて学ぶことから始めました。

沢見

私は企画部に所属していたため事前にプロジェクトの件を聞いており、以前から興味を持っていました。メンバー入りの打診があったときは嬉しくて参加を即決。メンバーは計13名で40代が一番多く、私は最年少でしたが、年齢や所属を越え、チームワークよく活動できたと感じています。

社員の想いを一つのカタチに

沢見

策定までの流れを振り返ってみましょう。まずはメンバーで「理想とするSYSKENの将来像」を書き出していき、そのキーワードを全て盛り込んだ文章を作成。それをパーパスとしてどう表現するか検討していきました。

工藤

次は社員アンケートでしたね。「現在の仕事について感じていること」「SYSKENは自分にとってどのような会社か」「SYSKENの強み」「仕事を通じて成し遂げたいこと」などたくさんの質問を通して社員の意識調査を行い、当社の強み・弱みを分析していきました。

沢見

そして社員へのエピソードの募集。仕事における印象的なエピソードを募集したところ、お客様からいただいた嬉しい言葉や、やりがいを感じたときの話など、想像以上に多くのエピソードが集まり驚きました。社員一人一人が真摯に仕事に取り組んでいることを実感でき、当社のパワーを感じるとともに自分自身のモチベーションの向上にもつながったことをよく覚えています。

工藤

社員のエピソードには良かったことや苦労したことなど、「知らなかった、そうなんだ!」「うんうん、分かる」といった話がいろいろありましたよね。でも、どのエピソードからも「お客様のことを考えて仕事をしている」ことが伺えました。当社のカラーというか社風というか、根幹はみんな一緒。同じ価値観を持ち、同じ方向を向いて仕事をしていることを再確認できたのは良い経験でしたよね。

沢見

はい、社員・会社への理解がより深まったように思います。その後の、エピソードから社員が大切にしていることを抽出し、パーパスを構成するための具体的な言葉を導き出す工程は大変でしたね。想いがたくさんあり過ぎてまとめられない(苦笑)。とはいえ、なんとか6案までパーパスの候補を絞り込み、その中から「共感を得られる要素を最も含んだパーパス」という理由で「人を想う技術で、ともに、明日をつくり続ける。」に決定しました。

パーパス策定で見えてきたSYSKENの根幹

沢見

パーパスには本当にたくさんの想いを詰め込みました。社員アンケートやエピソードを分析して見えてきたのは、工事を発注いただいたお客様はもちろん、工事現場の地域住民の方々といった「お客様のお客様」にまで気配りして仕事をしているということでした。また、長年培ってきた技術力に社員が誇りを持っていることも見え、その姿勢や想いを「人を思う技術」という言葉で表現しています。

工藤

人との関係性を大事にしている点は、当社の大きな特長ですよね。「ともに」には、社内だけでなく、パートナー会社、お客様、地域住民の方々、社員の家族など「あらゆる人との関係性を大事にしていきます」という意味を込めていて、シンプルな表現ですがとても重要な言葉になっています。

沢見

「明日をつくり続ける」では大きく二つのことを表現しています。一つは創業100年を超える企業になるために「これからもっと頑張るぞ!」という熱意。もう一つは「明日をつくり続ける=未来をつくり続ける」という使命感です。社員アンケートの結果から「当たり前に来る日常をつくり続ける」という想いを持って仕事をしている社員が多くいることが分かり、未来につながる表現を採用しました。

パーパスがもたらした変化・成長

工藤

パーパスは朝礼時にみんなで唱和しています。パーパスがあることで、物事を考えるときに「SYSKENらしさ」を導き出しやすくなったように思います。

沢見

パーパスは策定してゴールではなく、これから先、パーパスをもとに社員が何をしていくかが一番大事だと思いませんか? かくいう私にも変化がありまして…。実は、当社のサッカー部に所属するも近年は幽霊部員でしたが、パーパス策定を機に再活動することを決めました。会社を盛り上げていくために私も変わっていこうと思います!

工藤

それはいいですね。私は未来のことをより強く考えるようになりました。100年企業となるためには、若い世代が頑張って、ボトムアップで会社を盛り上げていく必要があります。私たち世代がどんどん引っ張っていきましょう!

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